ヴィトンのファッションに関して思う事です

ファッションに欠かせない鞄や小物を語る上で外せないヴィトン

ヴィトンのファッションに関して思う事です 今更あれこれ語る必要もないかと思われる程グローバルに有名で、日本にもファンが多いブランドのひとつ、それがヴィトンです。
私が若かった頃は、いつかヴィトンのバッグやお財布を持つことが夢と思っていた女子が少なくありませんでした。
それほどまでに人気のあるヴィトンには一体どんな歴史があるのでしょうか。ヴィトンの創設者は1820年代パリ郊外に生まれ、やがて1850年代になると世界で初めての旅行鞄専門店をオープンさせました。
それまでの常識を破り、彼が作り出した鞄は平らな形で積み重ねやすい上に防水加工の施された綿素材。その軽さも魅力でした。
それまでになく使い勝手の良いこの旅行鞄は大ヒットし、1860年代には工場を拡大させるまでに至りました。
やがて引退した先代に代わり後を次いだ彼の息子は、商品である鞄の上にヴィトンのブランド名を初めて刻印。ブランド名を刻印したのはヴィトンが初めてだということです。

さて、ヴィトンの最もヴィトンらしい特徴としてすぐに思い出されるのはおそらく濃い茶色の生地の上に刻印された鈍い黄金色のモノグラム柄だと思いますが、昨今のファッションの多様化に伴い、以前のようにヴィトンを持つ人のほとんどがこのモノグラム柄を選ぶということは却って少なくなりましたね。現在ではこのモノグラム柄の他に、モノクロームのチェック柄、クロコの型押しっぽいツヤのあるタイプの柄、カラフルカラータイプのもの、など実にヴァリエーション豊かに展開されています。持つ人のセンスが現れるのがバッグや小物達。長い歴史を持つヴィトンの製品は、間違いなくそれを選んだ人の「本物」感を強く印象づけてくれるはずです。